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Ghostty 1.3.0の新機能 bell-features = audio でターミナルベルに好きな音を設定する

Katz

2026年3月9日にリリースされたGhostty 1.3.0ではbell-features = audioがmacOSに対応し、好きな音声ファイルをベル音として設定できるようになりました。この記事では、設定オプションの詳細と具体的な設定手順を解説します。

macOSにおけるGhosttyのベルのデフォルト動作

ターミナルベルが発生したとき、macOSでのGhosttyのデフォルト動作は以下の通りです。デフォルトでは音は鳴らないため、Ghosttyが前面にない場合には気付けないことが多々あります。

動作デフォルト
タイトルに🔔を表示有効
Dockアイコンをバウンス有効
Dockアイコンにバッジを表示有効
音を鳴らす無効

設定オプション

bell-features = audioを有効にするには、以下の3つのオプションを使います。

bell-features

ターミナルベル発生時の動作を制御します。複数の値をカンマ区切りで指定でき、no-プレフィックスで個別に無効化できます。

説明
audio音声ファイルを再生する
attentionDockアイコンをバウンスする(デフォルト有効)
titleタイトルに🔔を表示する(デフォルト有効)
no-attentionDockアイコンのバウンスを無効にする
no-titleタイトルの🔔表示を無効にする

bell-audio-path

再生する音声ファイルのパスを指定します。macOS標準のシステムサウンドを使う場合は/System/Library/Sounds/以下のファイルが利用できます。

自分で用意した音声ファイルも指定できます。拡張子についてですが、私の方で動作確認してみましたが .aiff.mp3 は再生できました。

ファイル名印象
Basso.aiff低くこもった音
Blow.aiff風のような柔らかい音
Bottle.aiff瓶を叩くような音
Frog.aiffカエルの鳴き声風
Funk.aiffポップな通知音
Glass.aiffガラスを叩くような澄んだ音
Hero.aiff達成感のある音
Morse.aiffモールス信号風
Ping.aiff短い高音
Pop.aiff軽いポップ音
Purr.aiff低い振動音
Sosumi.aiffMacの歴史的なエラー音
Submarine.aiffソナーのような音
Tink.aiff金属を弾くような音

bell-audio-volume

再生する音量を0.0(無音)〜1.0(最大)の範囲で指定します。デフォルトは1.0です。作業環境に合わせて適切な音量に調整しましょう。

設定方法

  1. 設定ファイルを開く: メニューバーのGhostty -> Settingsをクリックして設定ファイルを開きます。
  2. 設定を記述する: キー名 = 値の形式で設定を追記・編集し、ファイルを保存します。
  3. 設定を反映する: メニューバーのGhostty -> Reload Configurationを呼び出して設定を反映させます。

設定例

notify-on-command-finishと組み合わせると、長時間コマンドの完了時に音とデスクトップ通知で知らせることができます。

コマンドが終わったことを手元の作業を止めずに察知できるので、ビルドやテストの実行中に特に便利です。notify-on-command-finishの詳細についてはこちらの記事を参照してください。

以下がベースとなる設定です。フォーカスが外れているときに限り、30秒以上かかったコマンドの完了を音とデスクトップ通知の両方で通知します。

notify-on-command-finish = unfocused
notify-on-command-finish-action = bell,notify
notify-on-command-finish-after = 30s

bell-features = audio,no-attention,no-title
bell-audio-path = /System/Library/Sounds/Hero.aiff
bell-audio-volume = 0.8

bell-audio-pathbell-audio-volume を変更することで、音のカスタマイズができます。

音を変えたい場合(ポップな通知音にするとき)

bell-audio-path = /System/Library/Sounds/Funk.aiff

音量を下げたい場合(控えめな音量にするとき)

bell-audio-volume = 0.5

自分で用意した音声ファイルを使いたい場合

bell-audio-path = ~/sounds/my-notification.mp3

動作確認

tput belコマンドを使うと、実際にターミナルベルを発生させて手軽に動作確認できます。

tput bel

コマンドを実行して設定した音が鳴れば、設定は正しく動作しています。音が鳴らない場合は次のセクションを確認してください。

まとめ

Ghostty 1.3.0からmacOSでもターミナルベルに好きな音を設定できるようになりました。設定のポイントは以下の通りです。tput belで手軽に動作確認できるので、まずは試してみてください。

  • bell-features = audioでオーディオベルを有効にする
  • bell-audio-pathで音声ファイルのパスを指定する(macOS標準サウンドは/System/Library/Sounds/以下)
  • bell-audio-volumeで音量を調整する(0.01.0
  • no-attentionno-titleで既存のベル動作を個別に無効化できる
  • notify-on-command-finish-action = bellと組み合わせることで、コマンド完了時に音で通知できる

https://ghostty.org/docs/install/release-notes/1-3-0
https://ghostty.org/docs/config/reference#bell-features

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エンジニアをやっているKatzです。仕事のことや最近使ってみたものの紹介をしています。
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